Puchiko's Challenge! ~崖っぷち子の挑戦~

40代、バツイチ、子持ち、失業を持ち前根性で乗り越えるブログ

シングルマザーの子育て ~子どもとの距離の取り方~

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Puchikoです。

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先日、息子が塾を辞めたいと言い出しました。

この塾、離婚してから息子と随分相談して、悩みに悩んで決断した塾でした。

www.gakeppuchiko.com

別に、勉強だけが目的ではありません。色々な人の価値観などに触れて欲しい、シングルマザーで子育ていていく中で足りない部分をたくさんの人に育てて貰う事で補いたい…という願いから入れた塾です。息子はなんで塾を辞めたくなったのでしょう?

どうしても中だるみの時期ってきてしまう…。

塾に入ってから半年…。それまでは、先生のオリジナル教材に嬉々として取り組んでいて、今は「宇宙」についての本を先生と一緒に読みながら、それについての内容をまとめる…というような事を行っていたそうです。作文が苦手な息子に対して考えてくれた授業内容…。個人塾ならではの心遣いですよね。そんな話を聞いて、有難いな、入れて良かったな…と思っていたんです。でも、そろそろそんな授業も飽きてくる時期らしく、最近、息子は塾を辞めたいと言い出すようになってきました。

その理由は、

  • 中学受験をする訳じゃないのに、塾まで行って勉強する意味がない。それならもっと遊ぶ時間が欲しい。
  • 小学生が少ないのがつまらない。
  • バスケットも忙しいのに時間がない…

そんなような理由でした。

…確かに、受験をする訳じゃないのに塾は必要ないかもしれません。

でも、それって塾に入る前にも話をしていました。そもそもなんで塾なのか?そんな話も随分親子でしてきました。(だって、いくら個人塾で、普通の塾よりも安いからっていっても苦しい家計から余計な教育費は出来れば使いたくないんだもん^^;)中学受験だって、お母さんはさせるつもりはないけど、入った当時の息子はしたいと言い張った。なんで受験をしたいのか?みんながするからとかじゃなくて、「どうして今」受験をする必要があるのか…。そんな話を親子で随分議論してきたつもりなんです。その時に息子の主張は「今、一生懸命頑張れば、もっと先に進めることが出来るし、中学受験したら、高校受験をしなくていいから6年間、好きな事に集中することが出来る。」という話でした。でも、息子が行く予定の公立の中学は、バスケの強豪校。別に受験しなくても、そんな学校に入って大好きなバスケに集中することが出来るじゃない?だったら、受験しないでその中学に行って、でも自分で両立するのは大変だから、その補助として塾に通おう。今から少しづつ良い学習習慣をつけて、中学の学習の素地をしっかり築いていけば、無理なく部活と学業を両立できる…そして、バスケも頑張っていけば、推薦枠でバスケが強い高校に進学することが可能という結論に達した訳なんです。

だから、正直この息子の辞めたい理由って入る前に分かっていた筈だから辞める理由にはならないよって突っぱねていました。そんな理由で辞めるなんてダメだよって。もし、辞めるのであれば、塾に行かなくても大丈夫なように生活リズムをきちんとして(テレビやゲームをやり過ぎたりしないで)、しっかりと生活出来たらにしなさいと言い聞かせていました。そして辞める時には親は介入しないよ。自分で先生に辞める事をきちんと伝えて今迄のお礼を「自分で」しないといけないよ。それが今迄世話になった人への恩義だからね…。そんな事を言っただけで後は放っておきました。…とはいえ、無断欠席をするかもしれないし、塾の先生にはとりあえず子どもの状況を説明して、無断欠席をしても心配しないよう伝えました。親子でよく話し合ってまた改めて連絡をしますので…とだけお伝えして。

「今日で辞めさせて頂きます」

…息子、どうしても塾を辞めたかったようです。

でも、私が行った「恩義」の部分はどうしても引っかかったようです。

辞めたいけど、直接それを先生に言う勇気はない…。塾、行きたくない、遊びたい…。

悩みに悩んで、息子は先生に塾を辞めますという手紙を書いて、先生の家のポストに投函したそう。無断欠席ということはしなかったけど、その代わり、「僕が塾に行きたくない理由」をツラツラと手紙にしたためてポストに投函…。先生面食らっただろうな^^;

一度、塾に行く為に家を出て行った息子がまた家に帰ってきたので、どうしたのか尋ねました。

「俺、辞めようと思うけど、それを直接言う勇気はなかったから手紙を書いてポストに投函してきた。」

…おい!

「それって、今まで一生懸命勉強を教えてくれた先生に失礼じゃない?自分の意見だけ言うだけ言って帰ってきたのと一緒じゃん?自分の意見だけで相手の意見を言う権利も与えずに戻ってきた訳?!」

…息子、無言。

 

その後、私は続けました。

「じゃあさ、同じ理由で、お母さんもあなたのバスケのお手伝い、辞めさせてもらうよ。来週からお母さん、仕事始めるから忙しくなるんだよ。あなた、最近、だらけにだらけて、手伝いもしてくれなれば、やらないといけない事もしっかりやらないじゃない。そして気まぐれで塾に行きたいって言ったり、やっぱりやめるって言ったり…。お母さんももうあなたの生活に振り回されたくないし、お母さんはお父さんの代わりになってお金も稼がないといけない。どれをどっちも頑張ろうとしたらまた倒れるよ?!そんなの嫌だからさ。きちんと出来ることをちゃんとお母さんに見せてから辞めるんじゃなくて、勝手にさ、しかも先生に直接会ってお礼も言わずに辞めちゃうような辞め方するような事するんならさ、そんな不誠実な事するようならさ、もう応援しないよ。自分で勝手に頑張りなさい。」

…酷かなあ…。

でも、正直、普通の親とは違うんだもん。

父親と母親が揃っている訳じゃないし、私自身、自分の事も自信ない状態で、そこまで色々やってあげるなんて無理だもん。お母さんも人間だから、全て完璧になんて出来ないのよ。お母さんだけでいてあげることは出来ないんだからね。お父さんとしてしっかり稼がないといけないのだから…。

その辺はしっかり自覚して欲しいし、もう少し危機感を持って一生懸命生きて欲しい…。母親だからって親だからって子どもの気まぐれを全てを包みこんであげる事なんて出来ないもの。

息子の目からポロポロ涙がこぼれ落ちました。

そして、塾の先生に電話をしました。もう一度、初心に戻って塾に通う事にしたようです。自分も初心貫徹するから、お母さんもバスケの応援を続けて欲しいって。つまらない誘惑に負けて、気持ちがぶれて迷惑を掛けたりしないから、その為に自分もお母さんの協力をするから…と。そう言って受話器を取りました。

こんな生徒は初めてです。

…最初に息子と先生が電話で話した後、私が代わりました。そして丁重にお詫びをして、もう一度続けさせて欲しいと親子でお願いをしました。

先生、先生をしてから40年経つけど、こうやって自分から辞めるなんてお手紙を書いてきた子は初めてです…って。

今迄先生が自分に教えて下さったことへに対してのお礼と、自分が辞めたいと思った理由、それに至った経緯、その他色々、自分の気持ちを細かくお手紙に綴っていたそうです。作文は苦手だと言っていた割に、細かい描写がきちんと書かれていた、それは一緒に本を読みながら内容をまとめさせていくという学習スタイルを続けてきた結果なんだろうなぁ…と感心をした反面、先生としての自分の教え方がいかに奢っていたかということを痛感させられたと仰っていました。先生、息子が喜んで学習をしていたと思っていて、辞めたいと思っていたなんて考えてもみなかったようです。だから、この手紙に書いてあるような事を実は息子は考えていて、その気持ちを気づいてあげれなかったことが申し訳なかったと仰っていました。もっと寄り添ってあげれば良かったですね、気持ちに気づいてあげればよかったですね…と。

…いやいや、そんな事はないと思います。反対に、手紙を渡した息子の行為が生意気だと思わずにそうやって理解して下さった事を有難く思います…とお伝えしました。

おたくの息子さん、宇宙とか建築とかそういう類のものが好きなんですよ。そういう題材の本を読んでいたんです。算数も得意で、もう少しで小学校の内容は終わりそうな勢いです。来年からは中学の問題を取り上げて、どんどん伸ばしてあげようと思っていたんですよ…。知的好奇心は持っている子なので、それを伸ばしてあげたいと思います。また気持ちを切り替えて続けてくれるのであれば、寄り添って行きたいです…と言ってくださったおじいちゃん先生。ここでも良い縁に恵まれることが出来ました。そして、その縁を切る事もなく、塾を続行することに。

片目で自分の将来、片目で子供達の将来…。

子どもが大きくなってくると、もう親の目の届かない事も多々出て来ます。そして、ずっと監視するのもどうかと思っています。子どもは大好きだし、大切に育てていきたい。でも、それと子どもを囲って守っていくのとは違うと思っています。子どもは子どもの世界を築いて欲しい。人間関係も構築していって欲しい。その為にも子どもの世界に勝手に踏み込んではいけない気もするんです。例えば、今回だったら、塾の先生と子どもの間を私が入って仲を取り持つ事は簡単かもしれないけれど、それだと、先生と子どもの関係に介入してしまって2人の関係性の構築の妨げになってしまうのではないか…と考えました。まず、自分が先生にきちんとぶつかってみる。その様子に合わせて親がそれを必要に応じて補助していく…。あくまでも「後押し」の姿勢を崩さない。そうやって一つ一つ、自分の行動や言動に責任を持たせる事が自分の世界を構築していく上でとても大切になっていくのではないかと思うのです。親も完璧じゃないのでね、レールを引いてあげれるほど正しい判断をする自信ないのよ。何よりも、自分の人生のレールは自分で敷いていかないと。それは私も一緒。私も私の人生のレールを敷いていかないと。だから、私の視点の半分は自分の為、でも片目では絶えず子ども達の様子だけは感じていれるようにしたいな…。そして、私の半分の代わりは彼を取り巻く社会に委ねます。

 

しかし、思春期に入り始めた息子の子育て。これから反抗期になったら大変ですなあ…^^; 皆さんはお子様とどのような距離も取り方をしているんでしょう?!

 

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